東海道線の名列車 (夜行篇) (イカロスMOOK―新・名列車列伝シリーズ)
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内容(「MARC」データベースより)全線電化からわずか10年が、東海道線の全盛期だった。はかなき歳月の中に生まれ、散った名列車たちの物語を紹介。夜の東海道を行き来した夜行列車、大阪までの急行、遠く九州を目指した寝台特急など、黄金時代の活躍を追う。
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新・名列車列伝シリーズの第7巻は「東海道線の名列車(夜行編)」である。東北線のように電車編・客車編というふうな分け方ではなく、夜行編・昼行編と分かれている。ブルートレインを始め、戦前から常に一番新しく一番豪華な車両が投入されてきた東海道本線、その内容を紹介する。1.近代化以後の大動脈のあゆみ 東海道線の名列車ものがたり(夜行編)巻頭カラーページを含んで約45ページ。1956年(昭和31年)の東海道本線全線電化完成から、1964年(昭和39年)の新幹線開業&翌年の210km/h運転開始に伴うダイヤ改正までの在来線黄金期を描く。昭和30年代のカラー写真はさすがに画質的にはイマイチであるが、モノクロも含め、写真は多い。また撮影場所も関西や意外に西日本も多く、新・名列車シリーズに西日本編が無いだけに貴重。編成表も非常に豊富で、模型で再現したいモデラーにも良い資料。2.夜のとばりを彩る名優の競演 東海道紳士録夜行特急のあさかぜ・さくら・はやぶさと、夜行急行全般の列車名を解説。3.東海道線名車両グラフィックス & 東海道線車両盛衰録 & 東京機関区回想3つの記事でカラーページを含んで約35ページ。C59、C62、戦前型電機、EF58、旧型客車、20系を紹介。ところで、新旧の名列車シリーズでは旅客列車しか取り上げていないが、東海道編くらいは高速貨物列車や貨物専用機なども取り上げていただきたかった。4.東海道線枝線めぐり伊豆急行、大井川鉄道、静岡鉄道駿遠線、遠州鉄道奥山線を紹介。伊豆急行は歴代の国鉄乗り入れ名列車を中心に紹介。静岡鉄道では東海道本線の名列車と対極を成す路面電車に牽かれる貨車。これはこれでシビれる名列車ではあります。5.その他、寝台急行銀河の列車追跡や神戸の駅弁の話題など。これまでの6巻の新・名列車列伝シリーズより一昔も二昔も前をテーマとする東海道編。往年を知るオールドファンやその時代を調べたいファンにお勧め。なお新幹線開通後も夜行は比較的多く残ったのに「本書では思い切って省略」という編集方針らしいが、「新幹線開業後の夜行列車」という章でも加えれば購入者層はもっと広がったかも。
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