先住民族言語のために
strong>本, 金子 亨
先住民族言語のために pdf無料ダウンロード
によって 金子 亨
3.8 5つ星のうち1 人の読者
ファイル名 : 先住民族言語のために.pdf
ファイルサイズ : 27.61 MB
内容紹介危機に瀕する言語の復興――― 「危機に曝された言語」である先住民族言語のために言語学者はなにができるのか。この重い課題を背負ってシベリヤを訪ね、研究調査を続ける著者が投げかける21世紀に向けてのメッセージ。シベリヤの先住民族の社会と言語文化を描き出して、アイヌ語復興の戦略を暗示しようと意図した言語学論集。内容(「BOOK」データベースより)「危機に曝された言語」である先住民族言語のために言語学者はなにができるのか。この重い課題を背負ってシベリヤを訪ね、研究調査を続ける著者が投げかける21世紀に向けてのメッセージ。シベリヤの先住民族の社会と言語文化を描き出して、アイヌ語復興の戦略を暗示しようと意図した言語学論集。商品の説明をすべて表示する
先住民族言語のためにを読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
アイヌ語を学習中であり、著者が釧路出身であることにも惹かれてこの本を手にしました。学術誌や論集に掲載された同じ主題の10篇の論文で構成されています。執筆された時期は1985年から1999年にまたがっています。巻末に文献一覧あり。著者はニヴフ語の研究者である服部健、恩師である徳永康元によってユーラシア言語の存在に目を開かれ、留学先のドイツでフンボルトのカーヴィ語研究を知りました。以来、日本の少数民族言語としてアイヌ語に関心を持っていたのが、1987年に東京で第1回アイヌ語弁論大会が開かれたことから「消え去りゆく言葉」を復興できるのではないかと考えたのです。本書に集められた論文は、母語の継承を決意した先住民族のために書かれました。全世界の少数言語の危機的状況を報告し、ヘブライ語やアルザス方言の場合を紹介し、現代において少数言語が守られる条件とは何なのかを追求しています。「言語は民族の生命であり権利である」「言語学は記録と保存のためだけにあるのではない」という理想はどの論文でも一貫しているので、専門的な部分はたしかに難解ですが、無下に読み飛ばせない。
0コメント