中世宝石賛歌と錬金術―神秘的医薬の展開 (ヒーリング錬金術)
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によって 大槻 真一郎
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内容（「BOOK」データベースより） 真の健康と安らぎを求める現代人に語りかける名講義・シリーズ全4巻。第2巻は、パワーストーンを讃美する『石について(マルボドゥス著)』『リティカ(作者不詳)』の解読に始まり、ヘルメスの錬金術から「医化学の祖」パラケルススによる錬金術的医学へと展開される神秘的医薬の世界を、人生論を交えつつユニークに解説。「真の医師は優れた信仰をもたねばならない」―錬金術的人生論! 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 大槻/真一郎 1926年生まれ。京都大学大学院博士課程満期退学。明治薬科大学名誉教授。2016年1月逝去。科学史・医学史家 澤元/亙 1965年生まれ。現在、明治薬科大学・防衛医科大学非常勤講師。博物誌・医学書の古典翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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大槻先生の2冊目の遺稿集です。宝石や鉱物に関心のある人にとってぜひ読んでもらいたい一冊です。中世ヨーロッパの石の信仰について知りたい人にもおすすめします。当時のベストセラー、マルボドゥス『石について』とオルフェウス『リティカ』が紹介されています。宝石が一覧表に整理され、医学的な力と神秘的な力が一目でわかるようになっていて、パワーについて調べたい人にはとても便利です。後半の錬金術については今の私たちが錬金術を学ぶことの意義は何だろうと考えるとき、本書を読むと参考になります。大槻先生の目指しておられた錬金術的な生き方というのは、素敵な生き方だと思います。
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